佐賀城本丸歴史館 「鼓の胴の松飾り」 展示 佐賀の伝統的正月飾り【佐賀県】
新年に向けて、佐賀の伝統的な正月飾り「鼓の胴の松飾り」が今年も佐賀城本丸歴史館にお目見えしました。 佐賀市の佐賀城本丸歴史館では新年を迎える準備として、毎年この時期に楽器の鼓に似た「鼓の胴の松飾り」を飾っています。 この松飾りは、江戸時代に佐賀藩主が幕府から謹慎処分を受け、質素な正月準備をしていたところ、年も押し迫ったころに処分が解かれあり合わせのもので急いで作ったのが始まりとされています。 高さ80センチ、幅120センチ、重さ50キロほどの松飾りは稲わらを束ねて作られており、縁起物のダイダイや炭を添えきのう玄関に飾りました。 【鼓の胴の松飾り保存会・園田久利会長】 「県民の皆さん、県外の皆さんにも飾りつけを見てもらい、来年も良い年でありますように願いを込めて今年も飾り付けた」 「鼓の胴の松飾り」は来年1月14日まで飾られるということです。
サガテレビ