全国育樹祭・和歌山県実行委員会の設立総会
森林を継続して守り育てることの大切さを啓発する全国育樹祭が、2026年に和歌山県で開催されるのを前に、和歌山県実行委員会の設立総会が、8月27日、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。 全国育樹祭は、全国の都道府県と公益社団法人・国土緑化推進機構が1977年から毎年秋に持ち回りで開いているもので、天皇皇后両陛下が全国植樹祭でお手植えされた樹木を皇族がお手入れされるほか、森林保全に功績のあった個人や団体への表彰などを行っています。49回目となる2026年は和歌山県で初めて開催され、和歌山県や県内市町村、関連する企業や団体などで実行委員会を組織して、準備にあたります。 設立総会では、実行委員会会長を務める和歌山県の岸本周平知事が「きのくにと呼ばれる和歌山県からグリーントランスフォーメーションを発信する大変重要な機会だ」とあいさつし、成功に向けての連携と協力を呼びかけました。 設立総会に続いて第1回総会が行われ、初年度となる2024年度の事業予算が承認されたほか、本番に向けて、今後、大会テーマやポスター原画の募集と決定、シンボルマークの作成といった広報活動、県民参加を呼びかける関連行事などを行う計画を確認しました。 具体的な開催日程は2025年度に決定する方針です。