ミラン&ユーヴェ、ラッシュフォードの代理人と接触か…ドルトムント、トッテナムも獲得検討?
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに複数クラブが関心を寄せているようだ。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。 現在27歳のラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2016年2月に18歳でトップチームデビューを飾り、ここまで公式戦通算426試合で138ゴール63アシストをマークしている。ルベン・アモリム監督の下でも公式戦6試合に出場し3ゴールを挙げているが、昨年12月中旬に開催されたマンチェスター・シティ戦では「トレーニングでのパフォーマンスや試合でのパフォーマンス、日常生活での振る舞い、チームメイトとの関係性が重要」との理由からメンバー外に。以降はベンチに座る試合こそあったものの、現在に至るまで1分たりともピッチに立っていない。 こうした状況から、ラッシュフォードについては今冬のマンチェスター・ユナイテッド退団の可能性が盛んに報じられている。すでに複数のクラブが関心を寄せており、ミランについては獲得に向けた具体的な動きを見せているようだ。報道によると、ラッシュフォードの代理人を務める実兄がクラブ幹部との会談に臨むべくイタリアへ向かったとのこと。ミランは買い取りオプションが付随した半年間のレンタル契約を検討しているという。 また、ドルトムントもミランと同じくレンタルでの獲得を検討している模様。さらにはユヴェントスやトッテナムといったクラブも今冬のラッシュフォード獲得に興味を示しているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、同選手の代理人がミランおよびユヴェントスとの交渉に臨んだことを指摘しつつ、今後も複数クラブと会談の場を設ける見込みと伝えている。 様々なクラブからの関心が明らかになっているラッシュフォードだが、イギリス紙『デイリーメール』は推定32万5000万ポンド(約6350万円)とされる週給が交渉のネックになると指摘。移籍成立に向けては、マンチェスター・ユナイテッドがレンタル期間中の給与の一部を支払う必要があると指摘している。
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