推し活!その愛、向ける相手を間違ってませんか?【40代をモテ期に変える格言】
リアルな欲求を目の前の人に放出する
間違ってほしくないのは、僕は「推し活」そのものを否定しているのではありません。人生の楽しみは、多いほうがいいに決まっています。でも、もういい大人なのだからこそ、自分の母性や恋愛欲求を目の前にいる人たちにも放出してほしいなと思っているんです。疑似ではなくリアルな欲求を叶えるために、あなた自身ができる努力もまだまだあると思います。普通に好きな人を見つけて、好きな人と結婚して、子供をもうけて母性を全力で注げばいい。長年トライしてきたけれど無理だったという人だって、まだチャレンジできます。「恋愛と推し活は別物!」「推し活はクリーン」と言い切る前に、どうか人としての「まっとうな欲望」と「正しい努力」をリンクできないかというのをもう一度考えてみてほしいと思うのです。 犬や猫を飼うとなかなか恋愛ができなくなる話をよく聞きますが、それは愛情のすべてをその子たちに向けてしまうがゆえにほかに興味がなくなってしまうから。「推し活」はそれぐらいのことをしているという自覚をもって楽しんでほしい。「推し活」のクリーンな印象はマーケティングであり、リアルな男性の気持ちとは違うということを今一度知ってほしい。今一番の推しはいるけれど、人生を通じての推しはパートナーだと、そう言えるのが本当の幸せだと僕は思います。気づいてくれたあなたに贈る今月の格言はコチラ!
イラストレーション/いいあい 取材/佐倉 光