推し活!その愛、向ける相手を間違ってませんか?【40代をモテ期に変える格言】
「推し活」はジワジワ男ゴコロを傷つける
では、「推し活」を楽しみながらパートナーとの関係も良好に続けたいならどうすべきなのか。 パートナーがいる人が「推し活」をするなら、相手に受け入れられるものにしましょう。もしくは、野球選手でもアニメキャラでもなんでもいいから、パートナーが好きな共通のジャンルへの鞍替えを検討してください。「推し活」が唯一風俗と違うのは、一緒に楽しめる可能性があるということ。それなら「俺が好きなものを好きなあなた」という新しい肩書きを手に入れられます。そして、大切な人が少しでも嫌がるそぶりを見せたら、即刻距離を置いたほうがいい。特に、会いに行ける新人のアイドルなんかは最悪です。リアルに交流ができる(絶対ないのですが……)相手はやめておくのが正解です。僕なら、地下アイドルはNG、大谷翔平選手ぐらいならセーフでしょうか。大谷選手ぐらいたぐいまれなる才能があって物理的にも心理的にもかなり遠い人なのでリアルさがなくて、まあアリかなと思います。 「推し活」を楽しんでいる人の中にはこんなことを言う人もいると思います。「パートナーに何も言われないからいいじゃない」という人、挙手してください。それ間違ってます! 何も言わないのではなく、そんなことで目くじらを立てる小さい男と思われたくないだけなんです。どんな男にも、差はあれどもプライドってものがあります。それから、「自分のお金の範囲でやっていることだから」という人も同じです。ふたりで生計を立てている場合、自分の稼いだお金だからと自分の欲求のために、しかもそれが「パートナーがちょっと嫌だなって思う要素」にお金を費やしていたら、心穏やかに応援したいとは思わなくなるはず。そこらへんの男心をもう少し掬ってあげるべきだと思うんです。 せっかく推しを見つけて楽しんでいるのに、パートナーの顔色をうかがって「推し活」を制限したほうがいいのかと疑問に思う人も多いと思います。でも、その推しに向けたぐらいの愛情を最近パートナーに向けたことはあるでしょうか。もちろん、推しに気持ちが向いてしまうくらいあなたの欲求をパートナーが満たしてくれていないのだろうから、お相手にも問題があるのでしょう。でも、自分に向けられることのない母性や恋愛欲求を推しに全力でぶつける姿……見ているほうにはなかなか悲壮感があると思います。それを平気でしていて、いつまでもパートナーが自分を大切に思い続けてくれるでしょうか。今、パートナーがいないというかたもしかり。「『●●さんの推し活』楽しんでます!」と婚活中に正直に話したら? ただでさえ婚活市場では崖っぷちの40代、リアルではない他者へ全力で愛情を注いでいる女性にアタックしてくる男性は、よほどのことがない限りいないと思います。