共和党テレビ討論会、トランプ氏は4回連続で欠席 米大統領選に向け指名争い
来年のアメリカ大統領選挙に向けた、野党・共和党の候補者らによる4回目のテレビ討論会が、6日に行われました。支持率でトップを独走するトランプ前大統領は、4回連続でテレビ討論会を欠席しています。 野党・共和党の4回目のテレビ討論会が6日に開かれ、トランプ前大統領を除く、主要な候補者らが出席しました。 指名争いの初戦となるアイオワ州の党員集会が来月に迫る中、支持率を伸ばしつつある元国連大使のヘイリー氏に対し、他候補が攻撃する場面が目立ちました。 支持率で2位につけているフロリダ州知事のデサンティス氏は、討論会の開始直後から、追い上げるヘイリー氏に対し、「左翼に追及されるたびに屈服する候補者だ」などと批判しました。 一方のヘイリー氏は、支持率で独走するトランプ氏に対し、トランプ氏の対中政策は「失敗だった」などと批判しました。 トランプ氏は4回連続でテレビ討論会を欠席しましたが、アメリカメディアは、「トランプ氏の討論会を避ける戦略は成功している」「デサンティス氏とヘイリー氏の互角の戦いが長引けば、反トランプ票が割れて、トランプ氏を助ける可能性がある」などと指摘しています。