初V目指す福岡・精華女子、倉敷翠松を破り3回戦進出 U18日清食品九州ブロックリーグ初代女王【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 精華女子83―56倉敷翠松(24日、東京体育館) 女子2回戦が行われ、精華女子(福岡)が倉敷翠松(岡山)を83―56(28―7、18―12、14―15、23―22)で下して3回戦に進出した。 ■残り3秒の奇跡、2年連続の歓喜【写真】 第1クオーター(Q)の序盤から精華女子が主導権をつかんだ。U―17女子日本代表でエースの清藤優衣主将らを中心に、留学生のアキンデーレの高さも生かしながら着実に得点を重ねた。第2Qもポイントガードの中釜光来やシューティングガードの米森奈々心らが効果的に得点を奪い、後半もリードを守った。 今夏に北部九州で開催された全国総体は3回戦で昭和学院(千葉)に73―75で惜敗。それでも九州の有力校が集う「U18(18歳以下)日清食品九州ブロックリーグ」で初代女王に輝き、11月のウインターカップ県予選は全国総体4強の東海大福岡に73―55で完勝して5年ぶりの優勝を飾った。上り調子そのままに全国の舞台で順調発進した。