アーセナルGKのPKセーブ導く“賢い”行動…VARチェック待ち時間を有効活用したラヤ「話したかった」
アーセナルのGKダビド・ラヤがUEFAチャンピオンズリーグ初戦のアタランタ戦(△0-0)後、イニャキ・カナGKコーチとの会話がPKストップを導いたことを明かした。『BBC』や『RMCスポーツ』などが伝えている。 【動画】指揮官も唸るPK圧巻連続セーブ スコアレスで迎えた後半3分、アーセナルはMFトーマス・パーティのMFエデルソンに対するファウルでPKを与えてしまう。ただVARチェックにより2分ほど試合が中断。その間、ラヤはベンチに駆け寄ってGKコーチと会話する様子が国際映像に映されていた。結局PK判定が確定したが、ラヤはFWマテオ・レテギが左に蹴ったボールをセーブすると、そのこぼれ球に対するシュートも超反応で防いでピンチを凌いだ。 ラヤはこのシーンについて「PKか判定するために長い待ち時間があったから、どちらに飛ぶべきか、何をして何をすべきではないかをより確かなものにするためにGKコーチと話したかった」と振り返ると、「彼はあらゆる仕事をしてくれるし、あのセーブは彼への称賛に値する」とカナ氏を称えた。こぼれ球がレテギの正面に飛んだのは「不運」だったが、すぐに立ち上がって失点を回避。「勝ち点1獲得に貢献できたのは素晴らしいことだ」とコメントした。 元イングランド代表のクリス・サットン氏はVARチェック中にGKコーチと会話をしたことを「本当に賢い」と称賛。ミケル・アルテタ監督も「キャリアで最高のセーブの一つかもしれない。信じられないね」と手放しで褒め称えている。