阪神・森下翔太、ハマスタ初長打で同点呼び込む 中継プレーの乱れで中野が三塁から生還
(セ・リーグ、DeNA―阪神、4回戦、23日、横浜)阪神は0―1の六回、森下翔太外野手(23)の二塁打に守備の乱れが重なって同点に追いついた。 【写真】阪神・中野拓夢、佐藤輝明、森下翔太とDeNA・牧秀悟が談笑…試合前に仲良しカルテットが集結 〝ハマっ子〟が横浜で結果を出した。1死から中野が四球で出塁し、森下が先発・ジャクソンとこの日3度目の対戦。執拗な内角攻めにあったが、フルカウントから6球目のスライダーを思い切り引っ張った。打球は左翼線に抜ける二塁打で、中野は三塁へ。さらに左翼手が返球したボールを遊撃の京田がはじき、その間に中野が生還して同点となった(記録は遊撃の失策)。昨季は打率・158(38打数6安打)と苦しんだ横浜スタジアムで初の長打を放ち、一回の中前打と合わせてマルチ安打と進化の跡を残した。 DeNAはここでジャクソンに代えて徳山が登板。なお1死二塁で大山が四球を選んで好機が拡大したが、佐藤輝が中飛、前川が一直に倒れて勝ち越しはならなかった。