【ホラー漫画】「真上に…いる!?」自分だけ聞こえる謎の足音…“気づかれちゃダメ”と身を潜めていたのにバレてしまう!?【作者に聞いた】
「怖かったら一杯無料」を謳い文句に、実話ホラーを語ってくれる客を待つ、スナック店主兼シナリオライターのエミ。霊感ゼロながらも、なぜか彼女の元には続々とコワイ話が集まってくる…。そんな珠玉の“コワイ話”を1話完結で展開していく漫画「丑三つ時、コワい話はこのBarで」。そこにつづられているストーリーは、フジテレビ「ほんとにあった怖い話」や「呪怨 THE LIVE」の脚本家でもあり、本作の原作者・穂科エミさんが集めた実話がもとになっているというから驚きだ。 【本編】「丑三つ時、コワい話はこのBarで」を最初から 今回は、第4話「夜の体育館」の後編を紹介するとともに、原作者の穂科エミさん、漫画を担当している近原さんのお2人に話を伺った。 今回エミの店を訪れたのは、若手売れっ子女優の優(ゆう)。霊感体質だという優は、学生時代の不気味な体験について語りはじめた。演劇部だった彼女はある日、遅くまで体育館で練習をしていた。徐々に寒気と耳鳴りが酷くなり、さらに足音まで聞こえ始め…。思わず声が出てしまうほど衝撃的な結末にゾッ!! ■原作者・穂科エミさん&漫画担当・近原さんインタビュー 原作者である穂科エミさんと漫画を手掛ける近原さんに、制作秘話などを聞いた。 ――4話を読まれて、いかがでしたか。 【穂科】なんといってもクライマックスの絵が…怖すぎる!と。体育館ならではの空気感が、絵と見せ方によってとてもリアルに描かれていて、とても温度や湿度を感じられると思います。 【近原】ありがとうございます。クライマックスの絵は、私も気に入っています。 ――今回の語り手は俳優さんで、作中では「この世界ってそういうことを感じやすい人が売れる」というセリフがありますが、芸能の世界でご活躍されている穂科さんの周りの方も、やはり「(霊などを)感じやすい」方が多いと感じますか? 【穂科】そういう体験をしたという話はよく聞きます。コワイ話でなくとも不思議な話だったり。見えるもの見えないもの、どちらのエネルギーもキャッチしてしまう豊かな感受性を持ってる方が多いのかもしれませんね。 ――近原さんの周りではどうですか? 【近原】霊感と関係あるのかわかりませんが、創作活動をされている方は感受性の強い方が多いのかなという気はしています。創造力の高い人ほど、見えないものを感じやすいのかなと個人的には思っています。 「丑三つ時、コワい話はこのBarで」は穂科さんが人から聞いた話や、穂科さん自身の実体験エピソードがもとになっているとのことで、“本当にこんなことが!?”と考えながら読むと、より一層怖くて惹き込まれる。近々、「丑三つ時、コワい話はこのBarで」の書籍が発売予定ということで、そちらもお楽しみに! 取材協力:穂科エミ(@hbdg1999)、近原