「痛めつけ弱った猫を捨てた」 虐待疑いで愛媛の大学生逮捕
猫を虐待し路上に遺棄したとして、愛媛県警松山東署は31日までに、動物愛護法違反の疑いで、松山市西長戸町の大学生佐藤彰真容疑者(23)を逮捕した。署によると、「痛めつけ、弱った猫を捨てたことに間違いありません」と供述している。 逮捕容疑は、25日午後5時半~6時10分ごろ、自宅で猫1匹の両後ろ足の根元付近を折り曲げて傷つけた上、同市美沢2丁目の路上に遺棄した疑い。同日午後6時半ごろ、付近を警戒中の警察官が猫の死骸を発見した。 遺棄現場近くの松山総合公園では8月以降、猫の不審死が相次いで確認されていた。署は容疑者が逮捕容疑以外に、少なくとも5匹の猫の虐待に関与したとみて、捜査を進めている。