競泳委員長代行に倉沢利彰氏、バルセロナとアトランタの両五輪出場 日本水泳連盟
日本水泳連盟は6日、空座となっている競泳委員長について、五輪2度出場の倉沢利彰氏が委員長代行に就任したと明らかにした。同日付で、任期は来年6月末まで。 同連盟の金子日出澄専務理事は、代行としたことについて、「空白なので、改めて委員長代行で、まずはスタートしたい」と説明した。 倉沢氏は、1992年バルセロナ、96年アトランタ両五輪に出場し、2008年北京、21年東京五輪では代表コーチを務めた。日本連盟を通じ、「関係する方々すべてが同じ方向を向き、『戦う集団』となるべく、尽力をいたす所存です」などとコメントした。 競泳はパリ五輪で銀メダル1つと低迷。28年ロサンゼルス五輪に向けた新体制へ早期に移行するためとして、来年6月までが任期だった梅原孝之委員長が9月末で退任した。