公明党の新体制が始動!新たな幹部の経歴・政策は?
公明党は9月28日に党大会を開き、新代表に石井啓一衆院議員が就任しました。15年ぶりに代表が交代する中、幹事長や政調会長、選挙対策委員長の要職も世代交代となり、新体制のスタートを切りました。この記事では、公明党の新幹部の経歴や政策を紹介します。
公明党の新旧幹部の紹介
9月28日に開いた党大会では、以下の人事が決まりました。 代表:石井啓一(いしい・けいいち)衆院議員(9月18日告示の代表選で無投票当選) 山口那津男(やまぐち・なつお)参院議員から交代 幹事長:西田実仁(にしだ・まこと)参院議員 石井啓一氏から交代 政務調査会長:岡本三成(おかもと・みつなり)衆院議員 高木陽介(たかぎ・ようすけ)衆院議員から交代 選挙対策委員長:三浦信祐(みうら・のぶひろ)参院議員 西田実仁氏から交代
西田幹事長は経済専門誌記者を経て、現在参議院4期目
新幹事長の西田氏は1962年、田無市(現・西東京市)生まれ。 慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社東洋経済新報社に入社し、『会社四季報』『ベンチャークラブ』記者、『週刊東洋経済』副編集長などを務めました。 2004年参議院議員選挙(埼玉選挙区)で初当選し、現在4期目です。これまで党広報局長、参議院国会対策委員長、参議院幹事長、参議院会長、選対委員長などの要職を歴任しました。 好きな言葉は「愚直に生きる」とのことです。
西田氏は自身のサイトで以下の政策を掲げています。 教育・福祉の充実で明るい未来創る ・幼保無償化、子ども医療費の無償化の充実など「子育て応援トータルプラン」を推進 ・住宅セーフティーネットの強化 ・子ども食堂、学習支援の充実 災害に強い安全・安心の埼玉に ・荒川、利根川などの流域治水を推進 ・首都直下地震に備え、東京のバックアップ機能を果たす道路網(新大宮上尾道路や東埼玉道路、本庄道路など)の整備を推進 ・橋梁、道路など老朽化したインフラの対策を推進 ・災害時の被災状況をいち早く把握するドローン・システムを整備 埼玉の底力発揮へ環境づくり ・東日本の玄関口として新幹線の「大宮駅始発」を増やすとともに、日本初の新幹線直結「バスタ大宮」(仮称)の早期整備 ・ボランティア団体を支援、文化・芸術、スポーツを活発化 ・自動運転など地域の”足”を確保、移動に困らないまちづくり