40代で「年収400万円」です。勤続20年にしては低いですか? 今からでも転職をすべきでしょうか…?
平均年収以外の要素も含めて判断しよう
40代で400万円は平均年収から考えると低いといえますが、平均年収だけを見て判断するのはおすすめできません。なぜなら平均年収は年収が高い人がいると一気に上がるからです。 例えば、年収300万円と年収700万円の2人では、平均年収は500万円になります。 このように平均年収だけを見ると自分は平均以下と感じるかもしれませんが、平均は大きく稼いでいる人間からの影響が大きくなります。 現在働いている職場の人間関係や労働環境に問題がなく、福利厚生なども充実しているケースも考えられるでしょう。転職すると一から自分の立場などを構築する必要があるため、平均年収だけを見て判断することはやめたほうがいいです。年収以外のいろいろな要素も含めて、判断するようにしましょう。
まとめ
大学新卒から同じ会社で20年間働いて年収400万円は、平均年収からみると低いため、自身が置かれている状況に応じて転職なども有効といえます。 ただし、平均年収はあくまでも平均なので、あまり気にせずに総合的な要素を視野に入れることが大切です。人間関係や福利厚生なども考えて、自分の状況に満足しているなら問題ありません。 出典 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告- 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部