ジャイアンツの李政厚が左肩手術でルーキーシーズンが早くも終了 「野球人生で一番残念なシーズンかもしれない」12日にフェンス激突で脱臼
大リーグ公式サイトは17日、ジャイアンツの李政厚外野手(イ・ジョンフ、25)が左肩の手術を受けることになったと報じた。今シーズン中の復帰は絶望的。12日のレッズ戦の守備で飛球を追ってフェンスに激突し、左肩を脱臼して負傷交代していた。 【写真】飛球を追った李政厚 フェンスに激突するシーンが衝撃 球団のザイディ編成本部長によると手術は損傷した関節唇を修復するためのもので、今後2~3週間以内に予定。リハビリには6カ月間を要し、来年1月には完治するという。 李政厚は2018年にも韓国で同様の手術を受けており、左肩の手術は2度目。通訳を通じて「ルーキーイヤーが終わるとは考えていなかった。野球人生で一番残念なシーズンかもしれないが、今は過去ではなく未来について考えている」と話した。 元中日の李鍾範を父に持つ李政厚は名古屋市出身。韓国プロ野球で2年連続首位打者に輝くなど走攻守そろった外野手で、昨年12月にジャイアンツと6年総額1億1300万ドルで契約した。 今季は負傷離脱するまで37試合に出場し打率・262、OPS・641、2本塁打の成績を残していた。