魚津初のクラフトビール完成 富山県の魚津商議所青年部、50周年で2種類考案
富山県の魚津商工会議所青年部が創立50周年記念事業の一環でクラフトビールを考案し、18日に魚津市釈迦堂の同商議所でお披露目した。22日に完成記念イベントを開く。宮本晃裕会長(43)は「クラフトビールという新しい文化が魚津で盛り上がればいい」と期待している。 魚津の食文化をより豊かにしたいと、2年前から計画を進めてきた。「UOZU IPA」と「魚津りんごエール」の2種類で、市内で初めてのクラフトビールとなる。 「UOZU IPA」は米オレゴン州アストリア市のビールメーカーと共同で考案。かんきつ系の香りと柔らかな苦み、濃厚さが特徴で焼き魚に合う。「魚津りんごエール」には魚津産リンゴを使用。高岡市の醸造所「ラティスワークブリューイング」と共同で、フルーティーに仕上げた。 22日のイベントは「KANPAI! UOZU! ビアフェス」と銘打ち、市役所前公園で開催。県内のクラフトビールメーカーや魚津市内の飲食店約20店舗が集結する。吉森順一創立50周年記念事業実行委員長(35)は「魚津の食とビールを通して豊かな時間を過ごしてほしい」と話す。
「UOZU IPA」は23日から市内の酒店などで販売する。355ミリリットル缶で800円(税別)。「魚津りんごエール」は330ミリリットル瓶入り(価格未定)で10月中旬から販売する。