東大寺で「観相窓」開扉 若草山では打ち上げ花火も
東大寺で「観相窓」開扉 若草山では打ち上げ花火も
春日大社、興福寺、東大寺など奈良を代表する三社寺を幻想的な光の道でつなぐ「なら瑠璃絵」が開かれており、最終日となった14日夜も多くの人でにぎわいをみせた。東大寺の大仏殿では「観相窓」が開扉され、多くの人が手を合わせる姿がみられた。 [写真]昨年の「なら瑠璃絵」の様子
観相窓の開扉がみられる機会は一年のうちでも限られている。奈良市内から来たという会社員の女性(55)は「初日(8日)に来た時は、扉が開かず半分だけ開いていたけど、きょうはちゃんとみられてよかった」と話していた。
奈良地方気象台によると、同日午後8時の気温は3.6度。そんな寒さの中、若草山からは花火も打ち上げらた。約10分にわたり、頂上からあげられる花火に多くの人から歓声と拍手があがっていた。