「謙虚な人」という印象も残せる…"アピール強めの自己紹介"だけで傲慢不遜に思わせない3つのちょい足し言葉
■「自分バリュー」を上げる「世界最高の自己紹介」のつくり方その3 未来のビジョンやこれから目指すことなどを相手視点で 「現在」→「過去」ときたら、最後に「未来」。たんなる自分話にとどめず、これから、聞き手のために何ができるかをアピールしていきます。 ---------- ・転職の面接であれば、その会社のためにどんな貢献ができるか。 ・プレゼンであれば、これから何をしたいのか、達成するのか。どう相手の役に立てるのか。 ---------- を伝えます。 私の場合なら、このようになります。 「話すのが苦手という人に自信を持ってもらいたい」と2022年に「世界最高の話し方の学校」を立ち上げました。これからは、みなさんのような次世代リーダーの育成のお手伝いに力を入れていきたいと考えています。 ほかにも、 ---------- ●得意の英語力、交渉力を活かして、御社の目指すグローバル、とくにアジアでのシェア拡大にお役に立てると確信しています。 ●AIの専門知識を活かし、御社の新規ビジネス開拓に貢献したいです。 ---------- といったように、相手視点に立って、そのメリットを強調し、聞き手との間に共感をつくり上げるのです。 プライベートの場面や職場内での自己紹介は、もう少し謙遜したりカジュアルなほうがいいかもしれませんが、転職の面接、プレゼンなど、ビジネスの場面では効果抜群の「自己アピールの方程式」です。「自己紹介」のレパートリーのひとつとして、ぜひご活用ください。 ---------- 岡本 純子(おかもと・じゅんこ) コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師 「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。 ----------
コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師 岡本 純子