緑のモノキニで魅せた丸いヒップ 学生時代は剣道部の26歳・美容外科看護師がコンテスト入賞
「そんなの無理だよ、無駄だよ」 友達にこう言われてスイッチが入り、山本麻尋(やまもと・まひろ/26)さんは大会に出場することを決めたそうだ。 【写真】山本麻尋さんの丸いヒップ
山本さんは1年前、知人からパーソナルトレーニングに誘われた。 「1時間程度でも効果的なトレーニングをすると、狙った部位が必ず筋肉痛になり、『すごすぎる』と感動しました。また、ちょうど同じタイミングでb-monster(ビーモンスター)というボクシングフィットネスのジムにもハマりました」 トレーニングすることが日常生活のルーティンとなった山本さんは大会出場を考え始める。 「ただなんとなく自己流で続けるよりも、目標を決めて本気でパーソナルトレーニングと食事改善を行った方が効率良く、早く結果が出るのではと思ったのです」 「仕事も趣味も、興味があることは全部自分で実際に経験しないと気が済まないという性格なので、とりあえず応募してやらざるを得ない状況を作りました」 冒頭の言葉を言われたことも大会出場を後押しした。 出場した大会は6月22日サマー・スタイル・アワード関西新人類とROOKIE CHALLENGE CUP西日本予選のモノキニ(ビューティーフィットネスモデル)部門。緑のモノキニで姿勢の良さが印象的だった。 小学校1年生から高校3年生まで剣道を続けてきた山本さんは、そのころのことを思い出したそうだ。 「高校生のとき以来、久しぶりに人前でこれまで自分が行ってきたことに対して点数や順位をつけられるということを経験し、『この緊張感、久しぶりで懐かしい』という感じがしました」 「ポージング含め何もかも準備不足を痛感しましたが、自分が今回実際に経験したからこそ、大会に出ている選手の方々がどれほどすごい人達なのか知ることができました。身体を黒くしたり、履いたことのないほどの高いヒールでポージングをしてスポットライトを浴びたり、全てが初めての経験で、緊張と同じくらい新鮮でとても楽しかったです」 ROOKIE CHALLENGE CUP西日本予選で5位入賞した山本さんの次の目標は12月に行われる決勝大会だ。
「折角の機会なので、決勝大会で自信を持ってステージに立てるようにまたトレーニングに励みたいと思います。今回はとりあえず『出てみたい!経験してみたい!』という感じでしたが、決勝大会では『入賞したい』と思えるくらい自分を追い込んでトレーニングしていきたいです」 山本さんは、今回の経験を美容外科看護師の仕事にも生かしていきたいと考えている。 「美容医療を提供する立場で、自分自身が健康的で美しくいようとすることはとても大切だと思っています。ボディメイク、食事改善を通して美容医療と健康を自身で体現できるような女性を目指していきたいです」
取材:あまのともこ 撮影:岡 暁