ポルトで大活躍オモロディオンがチェルシー移籍破談を振り返る…アトレティコ時代には「悪い時間を過ごしていた」
ポルトのサム・オモロディオンは、今夏のチェルシー移籍破談を振り返った。 今夏の移籍市場でその去就に注目の集まったオモロディオン。2023年夏に加入したアトレティコ・マドリーから期限付きでアラベスでプレーし、U-23スペイン代表としてパリオリンピック金メダル獲得に貢献した20歳の大型ストライカーにはビッグクラブからの関心が届いていた。 中でもチェルシーが強い関心を寄せ、アトレティコ・マドリー移籍に近づくコナー・ギャラガーと入れ替わる形でイングランドに新天地を求めることが濃厚に。しかし、交渉の最終局面で決裂し、オモロディオンは最終的にポルトに移籍することが決まった。 すると、オモロディオンは新天地で早々から大活躍。ヨーロッパリーグの3-3で終わったマンチェスター・ユナイテッド戦では2ゴールを挙げるなど、公式戦7試合7ゴールを記録する好スタートを切った。そんな同選手は、スペイン『マルカ』で今夏の移籍騒動を振り返った。 「金メダルを取ったけど、とても複雑な夏だった。マドリードにいたとき、僕はとても難しい時間を過ごしていた。でも、神様のおかげですべてが好転した。チェルシー移籍が上手く行かなかったのは理由があることで、最後にはすべてが上手く行った。ここにいられてとてもうれしいし、何よりも僕にとってすべてが上手く行った。ここで僕の力を示し続けたい」 また、オモロディオンはアトレティコ・マドリーで難しい時間を過ごしていたとも明かした。 「アトレティコではピッチの外でトレーニングをしていた。チームの一員やフットボール選手のようには感じられなかった。僕は練習していたけど、僕の頭はトレーニングするなと言っていた。悪い時間を過ごし、毎晩泣いた。家族も難しい時間を送っていた」