2024地方競馬JCSは地元兵庫の吉村智洋騎手が5年ぶりの総合優勝 19年以来2度目のWASJ出場へ
地方競馬NO1騎手を決める「2024地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ(JCS)」が5月30日、園田競馬場で行われ、吉村智洋騎手=兵庫=が19年以来2度目の優勝を果たした。 吉村騎手は9Rの「ジョッキーズチャンピオンシップ第1戦」(ダート1230メートル)でマジカルフェイス(牡7歳、兵庫・田中範雄厩舎、父ヴァンセンヌ)に騎乗して8着。4ポイントで迎えた第2戦、11Rの「ジョッキーズチャンピオンシップ第2戦」(ダート1400メートル)では単勝1・7倍で圧倒的1番人気のブリッツェンシチー(セン8歳、兵庫・吉見真幸厩舎、父ベルシャザール)に騎乗して1着になり、合計34ポイントとした。 第1戦を制し、2戦目で8着の森泰斗騎手=船橋=と同ポイントとなったが、最終第2戦の着順上位者を優先する規定により吉村騎手の優勝となった。 8月24~25日に札幌競馬場で行われる「2024ワールドオールスタージョッキーズ」の地方競馬代表騎手に選定されることが確実となった。吉村騎手はWAJSは総合7位だった19年以来、2度目の出場になる。JRAで今春デビューし、ここまでJRA7勝を挙げる吉村誠之助騎手は息子にあたる。 吉村智洋騎手「自分の庭で負けるわけにはいきませんでした。ついていました。(総合7位だった)前回より上を目指します」
報知新聞社