年の瀬恒例「塩ぶり」の競り市 1キロあたり1万8千円の大型も 岐阜県高山市
飛騨地方で江戸時代から続く年の瀬恒例の「塩ぶり」の競り市が24日、高山市で開かれました。 飛騨地域では、大晦日の夜に縁起が良い出世魚のブリを食べて新年を迎える「年取り」の風習が残っています。 高山市の公設地方卸売市場では、富山県の氷見などで水揚げされた「塩ぶり」10本が競りにかけられ、競り人が高々と掲げると、買い受け人が威勢の良い掛け声と共に次々と競り落としていました。 なかには、1キロあたり1万8000円で取引される大型の「塩ぶり」もありました。 市場では、30日までに約2500本の出荷を予定しています。