広島商が31年ぶり優勝 米子松蔭を降す 高校野球秋季中国大会
高校野球の秋季中国大会は4日、島根県立浜山公園野球場で決勝があり、広島商(広島1位)が米子松蔭(鳥取2位)に6―3で勝ち、31年ぶり7回目の優勝を果たした。 広島商は20日に東京・神宮球場で開幕する明治神宮大会に出場し、22日の初戦で、北海道地区代表の東海大札幌と東海地区代表の大垣日大(岐阜)の勝者と対戦する。 秋季大会の結果は、来春の選抜大会の出場校を選考する際の資料となる。中国地区の一般選考枠は2。【深野麟之介】 ◇広島商・荒谷忠勝監督 <自身が選手だった1993年以来の優勝> あまりそこは考えていなかったです。前回の優勝からこれだけ期間が空いていた中で、勝ってくれた。選手たちが落ち着いて戦ってくれました。引退した3年生も練習を手伝ってくれたことで、より自信がついたのではないかと思います。 <今大会は継投に加えて2人の捕手を起用した> チームはまだ発展途上で、選手たちを競わせている段階です。やっぱり広商は夏(に強さを発揮するチーム)なので。夏に勝つためのステップとして、明治神宮大会に出られるのは収穫です。