衆議院選挙大分1区 候補者に聞く「争点」と「政策」
10月27日に投開票が行われる衆院選大分1区は、前職に新人3人が挑む構図となりました。今回の選挙での争点や、最も訴えていきたい政策は何か――各候補者に聞きました。 【写真を見る】衆議院選挙大分1区 候補者に聞く「争点」と「政策」 大分1区に立候補したのは届け出順に、衛藤博昭さん(44)=自民・新。野中しんすけさん(38)=参政・新。山下魁さん(47)=共産・新。吉良州司さん(66)=無所属・前の4人です。 ■争点は? 衛藤博昭候補: 「大分で生活される方々の暮らしをどのように守り、次世代にどのような未来を引き継いでいくかを訴える選挙になります。そのためにもまずは政治改革、政治に対する信頼を回復していきます。そして人々の暮らしを守り、未来を切り拓き、次世代に明るい未来をつないでいくことを訴えていきます」 野中しんすけ候補: 「2つありまして、まず1つ目が裏金の問題です。政治資金規正法が変わりましたけども、やはり全くもって内容が決められていない。中身がまだわかっていない状況ですので、そこはしっかり議論していきたいと思っています。もう1点目は、減税に関してです。自民党さんも立憲民主党さんもいま緊縮財政、それから増税の方に向かっているのではないかというところで懸念していますので、ここに関してはしっかりと減税、それから積極財政を訴えていきたいと思っています」 山下魁候補: 「裏金事件や統一教会との癒着、こうした腐敗政治が日本の政治をいかに弱めてきたか、ここを正さなければ本当によい政治は実現できません。企業団体献金も受け取らずがんばってきた日本共産党だからこそ、こうした金権腐敗を正し、そして民主主義を守るためにもがんばっていけると思っています」 吉良州司候補: 「国民生活を犠牲にしてでも自民党を利する一部の業界を優先する業界優先体質、そして金権体質、そして世襲体質の自民党にノーを突きつけ、そして私、吉良州司が主張する生活者主権の国創り、将来世代優先の政治、そして国民一人ひとりの幸せ感を最重視する政治、これが争点になります」