動物と一緒に20歳祝う アドベンチャーワールドで式典、和歌山県白浜町
和歌山県白浜町主催の20歳を祝う会が4日、町内のレジャー施設「アドベンチャーワールド」であった。スーツやはかま、振り袖に身を包んだ参加者が友人たちとの再会を喜び、話を弾ませながら施設内の動物と触れ合うなど旧交を温めた。 【4年めどに可能性探る 滑走路の延伸事業、和歌山・南紀白浜空港の記事はこちら】 アドベンチャーワールドでの開催は4回目。対象者195人のうち123人が参加し、その家族ら300人が招待された。 式典は施設内の「ビッグオーシャン」であり、恩師のビデオレターの上映やイルカショーなどを楽しんだ。 大江康弘町長は「そばにいる友人や仲間を大切にして、未来を切り開いていってください。皆さんのこれからの将来に幸あれ」と激励した。 参加者を代表して大学2年生の岩本真凜さん(20)は「20歳という晴れやかな春を迎えることができた。胸を張り、空を見上げましょう。まだまだ未熟な私たちだが、20歳としての喜びをかみ締め、学んだ教訓を胸に大人としての自覚と責任を持って人生を歩んでいく」と謝辞を述べた。 白浜町内で働く西夢希菜さん(19)は「アドベンチャーワールドで開催できてうれしかった。大人の仲間入りをしたので、より一層気を引き締めて仕事を頑張っていきたい」と語り、大学生の金子芽愛さん(19)は「20歳まであっという間だった。これからは自立した一人の女性として歩んでいきたい」と話した。
紀伊民報