ナタリー・ポートマン、出演作にオマージュを捧げたセクシーすぎるミニドレスとは?
この記事は、madameFIGARO.frで掲載されたものの翻訳版です。 12月2日、ロサンゼルスで開催されたドラマシリーズ「レディ・イン・ザ・レイク」のレッドカーペットで、女優ナタリー・ポートマンはオートクチュールメゾン、スキャパレリの気品あるスパンコールドレスを着用した。 【写真】水をテーマにした印象的なスキャパレリのドレスを着こなすナタリー・ポートマン! アメリカではこれを「メソッド・ドレッシング」と呼ぶ。女優たちが、映画の公開を盛り上げるために、レッドカーペットで自分が演じたキャラクターにインスパイアされたファッションを披露するトレンドのことである。『ウィキッド』でアリアナ・グランデやシンシア・エリヴォに続き、ナタリー・ポートマンもこの現象に影響を受けた。12月2日、Apple TVの新作ドラマ「レディ・イン・ザ・レイク」を宣伝するために、43歳の女優は水をテーマにした印象的なスキャパレリのドレスを選んだ。
マーメイドコアのドレス
スキャパレリのアートディレクター、ダニエル・ローズベリーによってデザインされた、このミニドレスは、全体がスパンコールで刺繍されたチュール素材で仕立てられている。2025年春夏のプレタポルテコレクションの発表時、9月末にパリのパヴィヨン・ド・ヴァンドームで初めて披露されたこのドレスは、青と黄色の色合いが特徴で、まさに「マーメイドコア」のトレンドを体現している。マーメイドコアとは、海の生物や人魚、妖精といった深海の存在からインスピレーションを得たファッションスタイルだ。このドレスは、幻想的な映像美を持つ短編ドラマシリーズにぴったりで、水の要素が特に重要な役割を果たす作品を引き立てるのに最適な一着と言える。 ナタリー・ポートマンがスキャパレリを着て登場した別の印象的な瞬間を思い出す。1月9日、映画『ブラック・スワン』の主演女優は、第14回ガバナーズ・アワードに出席し、胸元が大胆にカットアウトされたエレガントなスキャパレリのブラックドレスを着用して登場した。このような衣装選びは、10年以上にわたりディオールのイメージモデルを務め、アーティスティック・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリの最新作を欠かさず着こなす彼女にとって、かなり珍しいものだった。昨年10月28日、パリで行われた第68回バロンドール授賞式では、青銅色のベルベットのドレスを着て登場した。彼女は「ギリシャの女神」のように優雅にウエストをひもで締めて登場し、その晩、最も注目を集めた。まるで水の精霊やギリシャの古代神話の女神のように、ナタリー・ポートマンはその存在感で人々を魅了した。 text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)
translation: Hanae Yamaguchi