台風18号は台風の目もはっきり見え、大型で非常に強い勢力となっています。今後さらに発達する予想です。台風を動かす「偏西風」次第で、今後の進路は大きく変わる可能性があります。 （画像を見る）1日正午～5日までの雨風シミュレーション 大型で非常に強い勢力の台風18号は台湾のすぐ南の海上を時速10kmのスピードで西北西に進んでいます。10月1日（火）にかけて発達しながら南シナ海を西よりへ進み、2日（水）は進路を北よりに変えて台湾付近に進んだ後、3日（木）頃は暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあります。 この時季は季節の変わり目で、台風を動かす風「偏西風」が北海道付近を通っていることもあれば九州付近まで南下していることもあり、風の流れの変化が激しいです。その「偏西風」が九州付近に近づくタイミングと台風が北上するタイミングが重なれば、進路は大きく変わる可能性がありますので最新の台風情報をご確認ください。 長崎地方気象台は4日に波浪に関する早期注意情報を発表しました。 ＜防災事項＞ ・10月1日は気圧の谷や湿った空気の影響により雨や雷雨となる所がある見込みです。 ・10月4日は台風第18号の影響により、うねりを伴って波が高まる見込みで、波浪警報を発表する可能性があります。 ＜早期注意情報（警報級の可能性）＞　※30日午後発表 波浪:[中]　10月4日　長崎県全域 ＜降水量の予想（多い所）＞ 30日18時から10月1日18時まで 　1時間降水量:　5ミリ 24時間降水量:10ミリ 台風からの湿った空気の影響で、離れていても雨の降り方が強まるおそれがあります。1日正午からの雨と風の予想では、2日以降九州地方を中心に雨の予想となっています。（（画像を見る」で見ることができます） ■台風17号（チェービー）現在地と詳しい予想進路 【台風17号（チェービー）】30日15時45分発表 ■30日15時の実況 種別    台風 大きさ    - 強さ    - 存在地域    父島の西北西約130km 進行方向、速さ    北 25 km/h （13 kt） 中心気圧    998 hPa 中心付近の最大風速    20 m/s （40 kt）