掃除機が壊れたので買い替えを検討しています。「コード付掃除機」と「コードレス掃除機」だと、どちらの方が電気代が安いですか?
掃除機を選ぶ際に、コード付掃除機とコードレス掃除機のどちらにするか悩む方もいるでしょう。特に、掃除機を頻繁に使用する方は「できるだけ電気代が安い方を選びたい」と考えるものです。 そこで今回は、コード付掃除機とコードレス掃除機の特徴や電気代について解説します。少しでも掃除機にかかる電気代を安くしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
コード付掃除機とコードレス掃除機の特徴
まずはコード付掃除機とコードレス掃除機の特徴を見ていきましょう。 コード付掃除機は、電源コードをコンセントに挿したまま使用する掃除機です。コードレス掃除機と比べて、吸引力が強いことが特徴だといわれています。しかし、コードがついているため、可動範囲を制限される可能性があります。 一方でコードレス掃除機は、使用中に電源コードをつないでおく必要がないため、動きやすく場所を選ばず活用できます。ただし、充電しないと使用できず連続使用時間が制限されてしまいます。 どちらもメリット・デメリットがあるため、普段の使い方を考慮して自分に合ったものを選びましょう。
コード付掃除機とコードレス掃除機の消費電力と電気代を比較
スティックタイプのコード付掃除機とコードレス掃除機の消費電力と電気代を比較します。 なお、電気代単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の目安である31円/キロワットアワーを使用しました。 ■コード付掃除機の消費電力と電気代 コード付掃除機の代表として、株式会社ツインバード「サイクロン スティック型クリーナー」の消費電力と電気代をご紹介します(表1)。 表1
※株式会社ツインバード「サイクロン スティック型クリーナー」を基に筆者作成 株式会社ツインバード「サイクロン スティック型クリーナー」の消費電力は、170ワットです。そのため、1時間あたりの電気料金は約5.3円です。1回の使用時間を10分程度とした場合、1回の使用で約0.9円かかります。 ■コードレス掃除機の消費電力と電気代 コードレス掃除機の代表として、シャープ株式会社「RACTIVE Air EC-SR8」の消費電力と電気代をご紹介します(表2)。 表2