元アイドル・青野未来、マリーゴールド移籍に込めた思いと“白いベルト”初獲得の瞬間【愛川ゆず季×青野未来 特別対談➀】
愛川「そこまで考えていたんですか」 青野「ただ、辞めて他の団体に行くっていうのは全然考えてなかったので、ただ『いつ辞めよう』っていう感じでした。でも、まだまだ私が到達したかったところに行けていなかったのと、アクトレスガールズもまだ上に行きたいけど、どうしようっていうところもあって悩んでいました。そういうのを風香さんに相談していって、(ロッシー)小川さん(動画5分28秒)と会わせていただいたりしてお話をいただいて、W所属っていう話が最初にあったりしました。結局それもできずにアクトレスガールズを辞めることになったんですけど、これで最後だなと思って、プロレスラーとして最後何かしたい気持ちもあって、今までの時間を無駄にしたくなかった。このままプロレスラーとして終わったら後悔しか残らないっていうのは自分で思って、やってみようと思いました」 愛川「目標として、どんなプロレスラー像を描いてマリーゴールドへの移籍を選択したんですか?たとえばチャンピオンになりたい、週刊プロレスの表紙になりたい、海外に行きたいとか。青野選手はタレントや女優もされているから、テレビに出たりするのが目標なのかなとか気になっていました」 青野「プロレスラーとしては、何かひとつ明確な目標があるわけではないんですけど、やり残しがないようにやり切りたいと思っています。もともとは自分を知ってもらうためにプロレスを始めたんですけど、全然何者にもなれていないので。プロレスを始めたら面白さもわかったので、やっぱりベルトを獲りたいという思いもありました。もっと高みに行きたい、何か自分のしてきたことを形に残したいという気持ちでしたね」 ◆次回は、アクトレスガールズ時代、スタイル管理術などについて青野選手を深堀り!
文/森本雄大 写真提供/愛川ゆず季