『医療的ケア児』と家族のために海遊館で“貸し切りイベント” 6歳の男の子は間近で見るイルカに驚き!?「家族の思い出が一つ増えて良かった」
南港に停泊する「サンタマリア号」へ! この日はじめての笑顔でお母さんの声に応える
いよいよイベント当日です。久々のおでかけに、少し緊張気味の湊介くん。 (母 夏津季さん)「おっきいジンベエザメ見たらどんな反応するのかが楽しみです」 湊介くんはジンベエザメがお気に入りのようです。車を走らせること1時間。南港に停泊しているサンタマリア号に到着しました。船内はすでに満席。湊介くんは離れたところから海を見ていましたが、海が見えやすい席に移動することができて… (母 夏津季さん)「海や海。動いてるで。楽しい? イエーイ」 湊介くんがこの日はじめて笑顔を見せてくれました。右手をあげて、お母さんの声に応えます。
『海遊館』で見るイルカは少し怖かった!? 家族全員でゆったり楽しい時間を過ごした藤井さん一家
このイベントには児童発達支援や放課後等デイサービスの5つの施設が招待され、約300人が集まりました。約2時間のクルーズのあとは、いよいよ海遊館へ。夜の水族館を奥へと進んで行きます。湊介くんがイルカの水槽の前に到着しました。 (父 涼介さん)「ビビりまくってる」 (母 夏津季さん)「泣いてんの?」 (姉 和花奈さん)「大丈夫やで」 間近を泳ぐイルカは少し怖かったようです。次にやってきたのは淡水魚の水槽です (母 夏津季さん)「きたきた!食べられるで」 (父 涼介さん)「いつも食べてるけど食べられるで」 目の前で泳ぐ魚は湊介くんには少し怖かったようですが、家族全員でゆったりとした楽しい時間を過ごしました。
『ジンベエザメ』のぬいぐるみ受け取り最高の笑顔! 家族みんなの大切な思い出に
湊介くんがこの日最高の笑顔を見せました。それは目の前に泳ぐ魚ではなく、ジンベエザメのぬいぐるみをもらった瞬間でした。 (父 涼介さん)「(Q水族館とクルーズはどうでしたか?)むちゃくちゃ楽しかったです」 (姉 和花奈さん)「家族の思い出が一つ増えて良かったです」 (母 夏津季さん)「なかなか経験できない夜の水族館とか船に乗れて、湊介も喜んでいたし、家族みんなでとっても楽しかったです」 ジンベエザメのぬいぐるみを受け取ったときの笑顔は、お母さんにとっても家族にとっても、大切な思い出になりました。 (2024年5月10日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)