カゴヤ・ジャパン、生成AIなどのニーズに対応するプライベートGPUクラウドサービスを提供
カゴヤ・ジャパン株式会社は20日、生成AIのニーズに応える「プライベートGPUクラウドサービス」を提供開始した。 プライベートGPUクラウドサービスは、NVIDIA製高性能GPUを搭載したサーバー1台を専有で利用でき、企業が生成AIや機械学習を活用するための最適な環境を提供するサービス。月額定額プランにより、コストの透明性と予測可能性を実現し、データセキュリティを重視したプライベートクラウド環境で、機密性の高いデータを扱う企業のニーズに応えることを目的としている。 ファイアウォールやサーバー、NASなどを組み合わせたプライベートクラウド環境の構築や、拠点間接続での利用も可能。企業のセキュリティポリシーに基づいた運用が可能となるため、企業コンプライアンスの順守への対応も容易となる。 プライベートGPUクラウドのサービスプランと料金(税込)は、AI・機械学習に最適化された「NVIDIA H100 94GB」プランが初期費用90万2000円、月額85万8000円、大規模データ処理・AIワークロードに対応する「NVIDIA A100 80GB」プランが初期費用90万2000円、月額29万7000円、CADや3Dレンダリングをサポートする「NVIDIA RTX A5000 24GB」プランが初期費用29万7000円、月額9万7900円、VR、AR、CGI制作、リアルタイムシミュレーション向けの「NVIDIA RTX A6000 48GB」プランが初期費用29万7000円、月額15万9500円。各プランとも最低利用期間は3カ月で、利用期間やオプションの組み合わせにより価格は変動する。
クラウド Watch,三柳 英樹