「ラ・マンチャの男」製作発表 幸四郎がサプライズ熱唱
霧矢大夢「私らしいアルドンザができれば」
その松たか子から大役を引き継ぐ霧矢大夢は少し緊張した面持ちで登場。 「幸四郎さんのラ・マンチャへの溢れんばかりの思いを感じています。アルドンザ役に決まって周りの反応がすごかった。まだまだ未知の世界で不安もありますが、悶々とした思いを爆発させて、私らしいアルドンザができればいい。野良猫のような女と言われるがトラぐらいにしてもらおうかな」と言って笑わせた。
その言葉に「松たか子のアルドンザはマドンナをイメージした。霧矢さんの魅力を引き出せるように演出のアレンジを変えたり、セリフを復活させたりしようと思っています。霧矢さんのアルドンザを見てほしい」と演出アレンジも手がける幸四郎。新アルドンザにも注目だ。 新生「ラ・マンチャの男」は9月26日~28日に長野・まつもと市民芸術館、10月4日~27日まで東京・帝国劇場でも上演される。