JRA競馬学校騎手課程41期生・第4回模擬レース 舟山瑠泉くんが2勝目ゲット「気持ち良かったです」
JRA競馬学校騎手課程41期生(7人)の第4回模擬レースが8日、東京競馬場の芝1600メートルで行われた。芝でレースを行うのは今回が初めて。岩田望騎手、佐々木騎手、競馬学校の武士沢教官の3人が参加して10頭立てで行われ、中団外を追走した舟山瑠泉くん騎乗のセラドングリーンが鋭い末脚で差し切った。舟山くんは単独トップの模擬レース2勝目。2着には好位から早めに先頭に立った遠藤汰月くん騎乗のワンダーヴィーヴルが入った。 ★(生徒の談話)★ ◆舟山瑠泉くん(セラドングリーン1着)=美浦・田中博康厩舎=「まず勝ててうれしいのと、勝てる力の馬だと思っていたのですごくホッとした気持ちです。直線で外に出して肩ムチを入れてからの反応がすごく良くて、乗っていてすごくワクワクしました。気持ち良かったです」 ◆遠藤汰月くん(ワンダーヴィーヴル2着)=美浦・伊藤伸一厩舎=「前回の反省を生かして、追い出しをなるべく我慢することを意識しました。いいスタートを切ったけど控えすぎてしまったので、もう少し前の2頭についていけばよかったです」 ◆和田陽希くん(リトルウイナー3着)=栗東・杉山晴紀厩舎=「ジリジリ上がっていくタイプの馬なので、早めに動かしていきました。スタートで落ち着きすぎて、出遅れてしまったのが大きかったですね」 ◆田山旺佑くん(リキサンワールド4着)=栗東・新谷功一厩舎=「ゲートをうまく出られなかったですけど、最内枠なので積極的に出していきました。映像を見て、思っていたよりも3馬幅くらい外を走っていたので、経験を積んでギャップを埋めていければと思います」 ◆森田誠也くん(ルージュサクシード5着)=栗東・斉藤崇史厩舎=「ペースは速くなると思っていたので、じっとして最後に脚を使えたらと思っていました。いつも馬のリズムを崩してしまうところがあったので、そこを意識して乗ることができました」 ◆上里直汰くん(ダテノイグナイト8着)=美浦・加藤士津八厩舎=「スタートの出が良くてハナを取りたいと思ったのですが、岩田望騎手が前に出ようとしたときに控えれば、もっといい競馬ができたのかなと思います。掛かり気味に行ってしまったので、もっと折り合ってペースを落とせたらよかったです」