大谷翔平 1死満塁の絶好機で空振り三振 初球の内角球に厳しい判定 現地実況「これはひどい」打席で笑み浮かべ首を振る 敵地は大歓声に
「フィリーズ5-1ドジャース」(11日、フィラデルフィア) ドジャースの大谷翔平選手が1番・DHで先発出場し、二回の絶好機で迎えた第2打席は空振り三振に倒れた。 【動画】見逃せば完全なボール球 絶好機で大谷は左膝が地面につきながらスイングも無念の空振り三振 この回はロハスが二塁打で出塁。テイラーが四球を選び、ラックスも安打でつないだ。下位打線がつなぎ1死満塁で打席を迎えた大谷。初球のインサイドのフォーシームはややゾーンから外れていたがストライクのコール。これには思わず首を振りながら笑みを浮かべた。現地実況は「ボールですね。これはひどい」とバッサリ切り捨てた。 2球目のカーブを空振りしてあっさりと追い込まれた大谷。内角フォーシームを見極めたが、4球目のカーブにバットは空を切った。ワンバウンドするボールでのスイングアウトに敵地は大歓声に包まれた。 前日の試合では同点適時打を含むマルチ安打をマークしていた大谷。第1打席は高めのストレートにやや差し込まれて右飛に倒れていた。五回の第3打席ではカーブで変化球でほんろうされ、最後は高めのストレートにバットは空を切った。第4打席ではバットを真っ二つに折られての二ゴロに。精彩を欠く内容となってしまった。 ドジャースもミスが相次ぎ、4連敗。今季2度目のスイープを食らった。フィリーズ相手に同一カード3連敗は13年ぶりの屈辱。オールスターを目前に控え、チームは苦しい戦いを強いられている。