じゃい

　６日に都内の自宅で死去した女優で歌手の中山美穂さん（享年５４）が生前、「一番心を許せる存在」と語っていたお笑いトリオ「インスタントジョンソン」のじゃい（５２）が７日、自身のブログを更新。「事実を受け入れられない」と悲痛な思いを明かした。 【写真】中山美穂さん、１２月３日に投稿した最新姿 　突然の悲報に、６日はＸで「辛すぎるけど、泣かないように頑張ります」とだけつづったが、ブログでは長文で心境を説明。「頭の中に靄（もや）がかかっているようにふわふわした状態」と衝撃を受けており、「君は世界中の誰よりも輝いていた。『ただ泣きたくなるの』を聴いたら、こっちが涙があふれてしまう。こんな僕を親友って呼んでくれてありがとう。歳を取るのは老いよりも、好きな人が居なくなっていくのが辛い。人間は限りある命、自分もいずれこの世から去っていく。そしたらまた会えるかな？」と再会を願った。 　２人の出会いは８年ほど前。当初は「テレビで見るスーパーアイドル」だったが、友人に誘われて行った焼肉店とカラオケバーで酒を酌み交わし、酔った中山さんを自宅に送ったという。その後、連絡先を交換して友人関係に。「週１くらいのペースで会っていたんじゃないかな。（中山さんの友人を含め）３人ともに３月生まれだったので、毎年合同誕生会もしていた。一緒に旅行もした」と親交を振り返った。 　中山さんは、気心が知れて何でも相談できるじゃいのことを「妹的存在」と表現していた。一方のじゃいは、親しみを込めて「美穂」と呼ぶ中山さんのことを「スーパーアイドルでありながら、１人の人間であり、１人の女性であり、でも環境からか、やはり変わっているところもあって、魅力的で面白い存在」と評した。 　９月２６日のフジテレビ系「アウト×デラックス２０２４　世界中の誰よりアウト集結ＳＰ」にそろって出演したことは「一生の思い出」。ブログの最後には「美穂、いっぱいありがとう」と天国の親友に呼びかけた。