墓地ではしごから転落し死亡 造園業者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検 木更津労基署
袖ケ浦市で剪定(せんてい)作業員がはしごから転落して死亡した事故で、木更津労働基準監督署は4日、労働安全衛生法違反の疑いで白井市の造園工事業「総友造園」と取締役社長の男性(75)を書類送検した。 書類送検容疑は3月9日、袖ケ浦市久保田の墓地の地上から高さ約5メートルの場所で、男性作業員=当時(45)=が立木の伐採作業を行う際、手すりの設置や安全帯の着用といった転落防止措置を講じなかった疑い。 同署によると、男性作業員はチェーンソーを使い作業をしていた。社長の認否を明らかにしていない。