ファイルーズあい&諏訪部順一&武内駿輔『スター・ウォーズ:アコライト』の魅力と後半の見どころ ダークサイドへの予防策も語る
ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で6月5日より独占配信中のオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』。日本版声優のファイルーズあい&諏訪部順一&武内駿輔に、佳境を迎え、予測不能な後半の展開に向けて話を聞いた。 【動画】ライトセーバーアクションにフィーチャーした特別映像 本作は、「スター・ウォーズ」シリーズを通して最大の悪役であり、「ファントム・メナス(見えざる脅威)」だったダース・シディアス(シスの暗黒卿/パルパティーン)を皇帝とする銀河帝国が誕生する約100年前が舞台。正義の守護者ジェダイが銀河に多く存在し、戦争もなく平和に包まれていたはずの銀河で、ある日、一人のジェダイが殺害されたことから始まる物語。真相を追うために動きだしたジェダイ・マスターのソルはかつて自分の弟子(パダワン)であったオーシャと再会することで、密かに動きだしていた“巨大な闇”の存在が明らかになっていく。 ●メイ/オーシャ(アマンドラ・ステンバーグ/日本版声優:ファイルーズあい) メイとオーシャは幼い頃に火事により生き別れた双子の姉妹。ジェダイ・マスターのソルの元でジェダイとしての修業を積んでいたパダワンだったオーシャは、宇宙船を修理する雇われのメカニックとして生活していた。ジェダイ殺害事件が起こり、容疑者として追われる身となったメイをソルとともに追うことになる。 ●ソル(イ・ジョンジェ/日本版声優:諏訪部順一) ジェダイ・マスターであり、オーシャのかつての師匠。突然起きたジェダイ殺害事件の真相を追うために捜査を始める。強力なフォースの使い手で、多くのジェダイを育てる師として周りから尊敬を集める一方で、内面に葛藤を抱えている。 ●ヨード・ファンダー(チャーリー・バーネット/日本版声優:武内駿輔) 真面目過ぎるほど規律を守り、信念を貫く若きジェダイ。時に判断を誤り、マスター・ソルから指摘を受けることも。黄色のライトセーバーを武器に戦う。 ■初心者でも「スター・ウォーズ」の世界観に夢中になれる作品 ――「スター・ウォーズ」の世界で、ジェダイ(銀河の平和と自由と正義の守護者)と相対する存在として描かれてきたシス(ダークサイドのフォースを信奉する者たち)は、いつから、どうやって台頭していったのか。『アコライト』は、これまで描かれてこなかった謎がひも解かれていくんですね? 【諏訪部】さて、どうでしょうか?それはご覧になってのお楽しみで(笑)。『スター・ウォーズ:アコライト』は、現時点において、実写作品の中では最も古い時代が舞台なので、「スター・ウォーズ」ビギナーの方にぜひオススメしたいシリーズです。 ――ファイルーズあいさんがまさに「スター・ウォーズ」初心者だったんですよね。 【ファイルーズ】東京ディズニーランドのアトラクションに乗ったことがあって、ずっと気になっていたんですけど…。 【諏訪部】「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」は、「スター・ウォーズ」シリーズを観ていなくても楽しめますが、作品世界を知っていれば、より盛り上がれるアトラクションですよ。 【ファイルーズ】すでにたくさん作品があって、どこから手をつけていいかわからなかったんですよね。 ――劇場公開作品は全11作品。さらに、オリジナルドラマシリーズやアニメーションシリーズなど、45年以上の歴史の中で多くの作品がありますからね。 【武内】劇場公開作品は、エピソード4・5・6の後にエピソード1・2・3が公開されたので、公開順に見るか、時系列順に見るか、といった情報が先に入ってくると、戸惑ってしまうかもしれないですよね。 【諏訪部】「ジェダイ」や「シス」がどういったものなのかなど、『アコライト』を見ると「スター・ウォーズ」の雰囲気がなんとなく理解できるのではないかと。その予習知識を持って既存の映画をご覧になると、作品の世界に入りやすいと思います。そしてズブズブと沼にハマっていくことでしょう。魅力的な登場人物もたくさん登場しますしね。推しが必ず見つかると思いますよ! 【武内】『アコライト』ではライトセーバーを使ったバトルとか、「スター・ウォーズ」らしさの一端が一気に楽しめる側面があるので、改めて「スター・ウォーズ」の世界に触れ直したいという気持ちになりますね。 ――「スター・ウォーズ」世界に足を踏み入れて、いかがでしたか? 【ファイルーズ】おふたりがおっしゃったように、初心者でも世界観に夢中になれる作品ですし、「スター・ウォーズ」を追い続けていたコアなファンの人もびっくりするような、絶対に満足いただける作品になっていると思います。