倉田真由美さん、夫・叶井俊太郎さんの最後の日々描いた漫画の続きは「泣けて、泣けて。まだ、もうちょっと時間が…」
漫画家の倉田真由美さんが14日放送のNHK Eテレ「ハートネットTV」(火曜・午後8時)に出演。今年2月にすい臓がんのため亡くなった夫で映画プロデューサーの叶井俊太郎さん(享年56)への思いを明かした。 叶井さんの死後、描き始めた最後の日々をつづった自身の漫画について「漫画にするって、ちょっとハードルが高くて、夫のことを描いたりなんてできないなって、しばらくは思ってたんですけど、夫が『描いたら』って言ってたし」と、叶井さんの助言があったことを明かした倉田さん。 「自分が今、一番、人に伝えたいな、描きたいなって思ったのが夫のことだなって分かったから、それで描くようになったんですよね」と明かすと、「(最初の方は)まだ夫が生きてる時に描いてるんですけど、続きもそろそろ描こうかなと思って今月くらいから描き始めてるんですけど、泣けて、泣けて」と言うと涙。 「続きはまだ、もうちょっと時間がかかるなっていう感じなんですけどね」と声を震わせて話していた。
報知新聞社