県内で除雪作業中の事故相次ぐ 除雪機に体をはさまれるなど 県が注意呼びかけ (25日午後2時現在)《新潟》
県内では23日以降、除雪中の事故が相次いでいて県が注意を呼び掛けています。 県などによりますと、長岡市では90代男性が除雪のため除雪機を操作中に、なんらかの原因で除雪機と自宅外壁の間に体がはさまり動けなくなっていたところを近くにいた人に発見されました。 男性は搬送されましたが命に別条はないということです。 また50代男性が除雪機で除雪作業中に、除雪機の雪詰まりを解除しようとしたところ、除雪機の回転刃が完全に停止していなかったことから右手の薬指切断のケガをしたということです。 いずれも1人で除雪作業をしていたとみられています。 今シーズン25日午後2時現在で、これまでに1人が死亡、8人が重傷、1人が軽傷となっています。 県は24日に除雪作業事故防止注意情報を発表し、注意を呼び掛けています。 <除雪作業を行う際の注意点> 〇除雪機に詰まった雪の除去は、必ずエンジンを止めてから! 〇2人以上で作業。やむを得ず1人の場合は、家族や隣近所に声掛けを! 〇作業前には、流雪溝や水路等の危険箇所の確認を! 〇はしごはしっかり固定し、昇降時は特に注意! 〇高所作業中は足を滑らせないよう注意。命綱・ヘルメット等の安全対策を! 〇軒下での作業は、屋根からの落雪に注意! 〇無理をせず、こまめに休憩を!