孫のために山手線を「逆回り」する予定です。乗車駅の隣駅で降りるので最短距離の運賃を払えばいいですか?
運賃計算の特例が適用されなかったときの料金
途中下車をしたり同じ駅を2回通ったりして、運賃計算の特例が適用されなければ、距離に応じた運賃を支払う必要があります。JRおでかけネットによると、山手線や大阪環状線の営業キロごとの運賃は以下の通りです(2024年6月現在)。 山手線 ●1~3キロメートル:150円 ●4~6キロメートル:170円 ●7~10キロメートル:180円 ●11~15キロメートル:210円 ●16~20キロメートル:280円 大阪環状線 ●1~3キロメートル:140円 ●4~6キロメートル:170円 ●7~10キロメートル:190円 ●11~15キロメートル:210円 ●16~20キロメートル:270円 実際にいくら支払うのかは、乗車駅と降車駅によって変動するため、降車した駅で駅員に相談して精算をしましょう。
長く乗りたいなら1日乗車券の利用を検討する
子どもが電車好きであったり、電車でゆったりと過ごしたかったりするときに、あえて長く電車に乗っていたいと思われる機会があるでしょう。運賃の計算特例を利用できれば問題ありませんが、場合によってはうっかり適用外となる乗り方をする可能性もあります。 そうした事態を防ぐためにも、長く電車に乗る場合は1日乗車券の利用も検討しておきましょう。1日乗車券であれば、途中下車をしたり同じ駅を通ったりしても関係なく利用できます。 山手線であれば「都区内パス」で大人760円、子ども380円で1日乗り放題です(2024年6月現在)。
同じ駅を通っていないなら山手線や大阪環状線などでは逆回りでも最短距離の切符が利用できる
山手線や大阪環状線では運賃計算の特例が適用されるため、途中下車をしないことと同じ駅を通らないことを守っていれば、最短距離の切符で長時間電車に乗れます。 ただし、同じ駅を通過してしまった場合は、乗った距離に応じた運賃の支払いが必要になるケースもあるため、注意が必要です。もし不安なく長時間電車に乗りたいときは、1日乗車券の利用も検討しておきましょう。 出典 東日本旅客鉄道株式会社 西日本旅客鉄道株式会社 JRおでかけネット 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部