朝日町の徒歩通学探る 小学生スクールバス中心 東大、富大研究チーム
東大、富大などでつくる小学生の移動環境に関する研究チームによる意見交換会は10日、朝日町五叉路クロスファイブで開かれ、児童の運動量確保の観点から、現状のスクールバス中心の登下校に徒歩を組み込ませる可能性を探った。 東大の研究者を代表とする「安全と身体活動を両立する徒歩・自転車通学の探究と都市計画・デザイン手法の確立」研究チームが主催した。 ●全国7割に対し2割 チームの髙栁百合子富大准教授が昨年、朝日町の2校の登下校状況を調査しており、毎日歩いて通学する児童の割合が全国平均が7割なのに対し、同町は2割だったと報告した。 あえて学校から離れた場所でスクールバスの乗降を行っている島根県掛合小の事例が紹介された。