大沼晶保「YouTubeで1時間ほど勉強してきたので」 MC土田晃之の誕生日を祝う歌フェス企画で人生初の寿司を握る<そこ曲がったら、櫻坂?>
人気アイドルグループ・櫻坂46の冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」(毎週日曜深夜0:35、テレ東、ほかLeminoにて配信中)。9月1日の放送では、番組MC・土田晃之の誕生日を祝う「ツッチー52歳ハピバフェス2024」企画がおこなわれた。年代にあわせたヒットソングの歌唱や特製手作り唐揚げのプレゼントなど、非常にうらやましい光景が繰り広げられる。 【動画】大沼晶保「晶保の車窓から」、あふれるチャレンジ精神を感じる不可思議な世界観 ■日頃の感謝をこめて、番組MC・土田の誕生日企画 今週の企画は、「ツッチー52歳ハピバフェス2024」。土田の誕生日を祝うサプライズ企画で、スタジオも普段とは違うセットに変えて土田を待っていた。しかし、入場した土田は「誕生日、なんかくれよ」と祝われる前にフライング。サプライズはバレバレだったようで、同じく番組MCのハライチ・澤部佑が「落ち着いてください!」と制止する一幕も。 仕切り直して、「土田さん誕生日おめでとうございます!!」という掛け声とともに今回の企画がスタート。日頃の感謝を込めて「素晴らしい1年にしてもらうため、思い入れのある懐メロだけの音楽フェス」が開催される。 まずはフェスグッズの誕生日プレゼントが贈られるということで、村井優からは土田の似顔絵が描かれた「オリジナルフェスT」、井上梨名からは“ツッチーの笑顔を守りたい”というメッセージが書かれた「オリジナルメガジョッキ」が贈られた。フェス前の景気づけとしてオリジナルジョッキに入ったハイボールを1杯飲んだ土田は、「…おいしい。仕事中の酒が1番おいしい」としみじみと語った。 土田とそれ以外に若干の温度差を感じつつ、いよいよステージが動き出す。臨時MCとして村井がステージに立つ姿を見た土田は「MCなんでアイツなんすか?」とこぼしていたが、人生初MCの村井は負けじと進行を続ける。 最初のコーナーは「往年の80年代アイドル特集」。1曲目に披露されたのは、デビュー当時に小学生だった土田の心を鷲掴みにした松田聖子の「青い珊瑚礁」を松田里奈が熱唱した。これには土田もさすがにテンションが上がったようで、「聖子ちゃーん!!」と大きなコールが。「(土田が)小学校2年生の時の曲だよ」と語り、「聖子ちゃん」コールを繰り返してようやく顔をほころばせるのだった。 ■フェスなら当然フェス飯も、そしてさらに続くメンバーの歌唱 「青い珊瑚礁」に続いて始まった2曲目は、中森明菜の「少女A」。こちらは山崎天が中森を思わせる黒い衣装で登場して歌い上げる。「ちょっと"ぽい"!」と喜ぶ土田は、今度は「明菜ちゃーん!」とコールを打つなどかなり楽しんでいるようだ。ポーズを取りながら流し目でキメた山崎が、続く“意外なチョイスの”3曲目をコール。 ガンダム芸人の土田が好む「機動戦士ガンダムZ」の主題歌、森口博子の「水の星へ愛をこめて」だ。石森璃花がさすがの歌唱力で歌い上げたところで、「往年の80年代アイドル特集」が終了。土田も始まる前からは想像できないほどの喜びようを見せ、歌い上げてくれた3人にお礼を告げるのだった。 ほかにもフェスに欠かせない“フェス飯タイム”として、向井純葉からの誕生日プレゼント、特製手作り唐揚げが贈られた。“かき醤油”を使ったこだわりの唐揚げらしく、ハイビールとセットで味わった土田から「めちゃめちゃうまい!!」と大好評。また大沼晶保は人生初の寿司をスタジオで握ってくれるという。「YouTubeで1時間ほど勉強してきたので」とちょっと不安の残るひと言を加える大沼だったが、握ったハマチと中とろは「うまい!」と土田からの絶賛を受けた。メンバーも口々に「めっちゃおいしいです」と大沼のチャレンジをほめたたえる。 さらに「アイドルデュエット特集」としてWinkの「淋しい熱帯魚」や、ピンク・レディーの「UFO」といったアイドル好きな土田を喜ばせるステージが続く。上村莉菜からは“火を付けると土田の写真が現れる”という仕掛けの「バーンアウェイケーキ」が贈られるシーンもありつつ、フェスも最後の演目へ。 小島凪紗、谷口愛季、中嶋優月が披露してくれたのは、チェッカーズ「あの子とスキャンダル」。当時野球部だった土田が部活を辞めてまで見ていた「夕やけニャンニャン」のOP曲ということで、土田も赤面しながらノリノリになっていた。 フェスのラストを飾ったのは、土田が最も青春を捧げたアイドルであり、親衛隊にも入っていた工藤静香の「MUGO・ん…色っぽい」。深紫の衣装に本人らしいヘアセットの守屋麗奈は見事な歌唱力とともにポーズや振り付けも再現し、土田から「小学校のときや中学校のときの思い出が…もう本当にありがたいです」と絶賛を受ける。 当初こそテンションの低かった土田を、大興奮させた誕生日企画。サプライズにはならなかったが、ばっちり大成功で終えることができたようだ。 ■努力と研究が見て取れるお祝い企画 今回の「ツッチー52歳ハピバフェス2024」では、当然知らないであろう土田の年代にあわせた音楽が多数披露された。特に注目したいのは、衣装やヘアセットといった“スタッフが頑張ればどうにかなる”外部要因ではなく、メンバーそれぞれの努力だ。 往年のトップアイドルたちのフリやステップ、仕草などをきちんと予習していることが伺えるクオリティでもってきたメンバーたち。忙しい日々の合間を縫って準備してきたことが伝わるからこそ、まだ幼い頃の思い出が蘇った土田の喜びようは凄まじかった。それは開始直後と最後のテンションの差が、明らかに示しているだろう。 MCとメンバーの間に結ばれた絆を改めて確認できた今回。二人三脚で進んでいく両者だからこそ、今後も手と手を取りあう関係でいて欲しいものだ。 ※山崎天の「崎」は、正しくは「タツサキ」。