【台湾】世界スマホ出荷台数、5四半期連続成長
米調査会社IDCは14日、2024年第3四半期(7~9月)のスマートフォンの世界出荷台数(速報値)が前年同期比4.0%増の3億1,610万台だったと発表した。5四半期連続のプラス成長となった。 ブランド別の出荷台数は、韓国サムスン電子が2.8%減の5,780万台で1位。シェアは18.3%だった。2位の米アップルは3.5%増の5,600万台でシェア17.7%。 以下は中国勢で、◇小米科技(シャオミ):3.3%増の4,280万台(シェア13.5%)◇OPPO広東移動通信(オッポ):5.9%増の2,880万台(シェア9.1%)◇維沃移動通信(vivo、ビーボ):22.8%増の2,700万台(シェア8.5%)――と続いた。 IDCは世界のスマホ市場について、世界経済の逆風にもかかわらず、中国ブランドの強い成長の下で回復力を示していると指摘。アップルは旧モデルと新モデル「iPhone(アイフォーン)16」シリーズの強い需要に支えられたとした。