【長崎】裏金事件巡り政倫審で加藤竜祥衆院議員が弁明「裏金をつくる意図はなかった」
NCC長崎文化放送
自民党派閥の裏金事件をめぐり、衆議院の政治倫理審査会が始まりました。 【写真】裏金事件巡り政倫審で加藤竜祥衆院議員が弁明「裏金をつくる意図はなかった」
政治資金収支報告書に10万円の不記載があった長崎2区選出の加藤竜祥衆院議員(44)も出席し、「裏金をつくる意図はなかった」と弁明しました。 自民党・加藤竜祥衆院議員: 「会計責任者に会計処理を一任していたとはいえ、自分自身が代表をする政治団体の責任は私自身にございます。本来寄付として政治資金収支報告書に記載しなければいけないはずの金銭について清和研の指示に従い、適正に処理できず、政治不信を招いてしまったことにつきまして、この場をお借りし、国民の皆様方に対し、改めてお詫びを申し上げます。申し訳ございませんでした」 加藤竜祥衆院議員(44)は2021年の衆院選で初当選した約半年後の2022年5月に開かれた旧安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーで、販売ノルマ50万円を超えた10万円分のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していませんでした。(今年1月に収支報告書を訂正) 自民党・加藤竜祥衆院議員: 「決して私に裏金をつくる意図があったわけではございません。どのような経緯で不記載に至ったのかと会計責任者に経緯を確認したところノルマを果たすために多くの団体、個人にパーティー券のご協力をお願いしましたが、事前に確約を得ることが難しく、結果的にノルマよりも10万円多く売り上げがあったこと、清和研から政治資金収支報告書に記載する必要がないとの説明を受けた上で10万円を受けとったとのことであり、当該金銭は使用せずに事務所で保管していたとのことでした」 不記載を巡っては加藤衆院議員の父で元衆院議員の寛治氏(78)にも26万円の不記載がありました。加藤衆院議員は10年ほど寛治氏の秘書を務めていましたが、パーティー券の販売には一切関わっていなかったとしています。 自民党・加藤竜祥衆院議員: 「私もまだみそぎは済んでないと思っております。じっくりと国民の皆様と向き合いながら、そしてまた諸課題等を、解決に導いていくこと、そのことがですね時間はかかるかもしれませんけれども1つのステップになるんだろうと考えておるところでございます」
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