J3逆戻りの鹿児島、5月に2度目就任の浅野哲也監督が退任「大きな責任を痛感しております」
鹿児島ユナイテッドFCは11日、浅野哲也監督(57)の今シーズン限りでの退任を発表した。 浅野監督は現役時代、名古屋グランパスや浦和レッズ、FC東京、川崎フロンターレでプレー。日本代表でも8試合に出場した。 引退とは解説者などを務めたが、2007年には湘南ベルマーレのヘッドコーチに就任。2008年はコーチ、2009年はユース監督を務めた。 2010年にはアビスパ福岡のヘッドコーチに就任し、2011年8月からは監督としてチームを指揮。その後はなでしこリーグの伊賀フットボールクラブくノ一で監督を務めた。 2015年は当時日本フットボールリーグ(JFL)を戦っていた鹿児島の監督に就任し、J3リーグ参入を達成。クラブのJリーグ初年度も指揮を執った。 鹿児島の監督退任後は、2017年からAC長野パルセイロの監督に。2019年からはwyvernアカデミーダイレクターを務めた。 2024年5月、大島康明監督の後任として鹿児島の監督に就任。J2復帰を果たしたチームで2度目の指揮を執った。 18位と低迷するなかで就任するも、立て直すことはできず。10月27日の第36節でJ3降格圏となる18位以下フィニッシュが確定した。 就任後の成績は4勝4分け13敗で勝ち点「16」の積み上げにとどまり、最終的に19位でシーズン終了。退任が決まった浅野監督は、クラブを通じてコメントしている。 「鹿児島ユナイテッドFCを支えて下さる全ての皆様、沢山のご支援とご声援を頂き、本当にありがとうございました。心より感謝を申し上げます」 「目標であった『J2残留』を果たせず、大きな責任を痛感しております。本当に申し訳ありませんでした。半年間という短い間でしたが、再びこの大好きな鹿児島で過ごせた時間を忘れません」 「これからの鹿児島ユナイテッドFCの益々の飛躍と全ての皆様のご健勝をお祈り申し上げます。お世話になりありがとうございました」
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