レッドブルのマックス・フェルスタッペン（ロイター）

　F1の王者レッドブルがさらなる激震に見舞われそうだ。 　レッドブルでは、長年躍進を支えた〝天才マシンデザイナー〟のエイドリアン・ニューウェイ氏が来年の第1四半期に退団することを発表。さらに現場監督としてらつ腕を振るってきたジョナサン・ウィートリー・スポーツディレクター（SD）の退団も噂されている。 　そして今後、さらに主要幹部が退団することになりそうだ。 　元マクラーレンのメカニックで、現在は英公共放送「BBC」などで解説を務める専門家のマーク・プリーストリー氏は、自身のユーチューブチャンネルでレッドブルについて〝極秘情報〟をつかんだことを明かした。 「チームを離れることを真剣に考えているのは、彼らだけではないことをたまたま知ることになった」とプリーストリー氏は指摘。そして「もし自分の職場環境に満足していないなら、そしてそれがレッドブルで実際に当てはまるのであれば、より多くの人々、特に高い地位にある人々が仕事上で他の選択肢を考えていても不思議ではない」とレッドブルの中枢にいる主要幹部が続々と退団へ向けて水面下で動いている最新状況を明かした。 　常勝軍団の崩壊に懸念は高まるばかりだ。