夏の移籍でどう変わった? J1クラブ市場価値ランキング6位。この金額で低迷…。黄金期終焉で正念場
2024年の明治安田J1リーグは、夏の移籍市場の登録期間が8月21日で締め切られた。どのクラブも選手の補強や放出の動きがあり、戦力がアップしたチームもダウンしたチームもある。今回はデータサイト『transfermarkt』のデータを基に、J1リーグ全20チームの総市場価値をランキング化して順位ごとに紹介する。
6位:川崎フロンターレ 監督:鬼木達 J1リーグ順位:13位 総市場価値:1698万ユーロ(約27億1680万円) 最高額選手:エリソン(250万ユーロ/約4億円) 川崎フロンターレの総市場価値は1698万ユーロ(約27億1680万円)で、6位にランクインした。 夏のマーケットで、川崎Fの市場価値は増加している。その大きな要因が、市場価値80万ユーロ(約1億2800万円)のセサル・アイダルの加入だ。ブラジルのブラガンチーノから期限付き移籍で加入したコロンビア人DFは23歳の若手で、今後の市場価値増加も期待できる。 そのほかでは、GK上福元直人(20万ユーロ/約3200万円)が湘南ベルマーレに完全移籍したが、GK山口瑠伊(35万ユーロ/約5600万円)をFC町田ゼルビアから期限付き移籍で獲得しており、選手層を維持した。 チーム全体では、今シーズン加入のエリソンが市場価値トップで、250万ユーロ(約4億円)となっており、2位は140万ユーロ(約1億9600万円)の脇坂泰斗が続いている。100万ユーロ(約1億6000万円)を超えているのはこの2人だけという状況だ。 2017年からの4シーズンで3度J1リーグを制した名門は、現在13位に低迷している。かつてほどの圧倒的な強さはないとしても、市場価値ではリーグで上位と言えるだけに、もう少し順位を上げていきたいところだろう。
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