<センバツ・頑張れ広陵!>冬トレ成果確認 紅白戦 各自の課題も /広島
春のセンバツに出場する広陵は9日、紅白戦を行い、積み重ねてきた冬のトレーニングの成果を確かめるとともに各自が課題を探った。 小林隼翔主将(2年)が「実戦を意識して声を出していこう」と声をかけ、投手が投げるのは直球だけ、というルールで試合開始。一、二回と四回にマウンドに立った右腕の高尾響投手(1年)は1失点。「足の踏み込みが良くなかった」と反省し「直球の質を良くするため、常に制球を意識していきたい」と話した。 高橋陽大(はると)選手(2年)は138キロの速球を右中間にきれいに打ち返す二塁打を放ってアピール。中井哲之監督は「ナイスバッティング」と声をかけていた。【安徳祐】