【プレビュー】リーグ戦でなかなか勝利を手にすることができていないG大阪と浦和。勝ち点3を目指してパナスタで激突|Jリーグ
【国内サッカー プレビュー】明治安田J1リーグは9月13日から14日にかけて第30節が開催。パナソニックスタジアム吹田では、ガンバ大阪と浦和レッズの一戦が行われる。
優勝争いについていきたいG大阪と中位を抜け出したい浦和が激突する。互いにリーグ戦でなかなか勝利がない中でどちらが勝ち点3を手にすることができるか。 G大阪は前節、アビスパ福岡と対戦。2度、得点を奪われながらも追いついてドロー決着に持ち込んだが、これでリーグ戦は4試合連続の引き分けとなり、5試合勝利なしとなった。ただ、11日に行われた天皇杯準々決勝ではサンフレッチェ広島と対戦する中で、ゲーム終盤のゴールで勝ち切り、準決勝進出を決めてみせた。苦しい戦いが続く中で、一つ勝利という結果を手にしたことで再び波に乗っていきたいところだ。 逆転でのリーグ優勝を狙うと考えれば、ここからは一つも負けずに勝利を積み重ねていく必要がある。難しい試合を勝ち切るためにも、今節も攻守にソリッドな戦いをすることがポイントになる。攻撃の核を担うのは、やはり宇佐美貴史。天皇杯は途中出場だったことを踏まえると、この一戦に照準を合わせていたとも言える。浦和を相手にエース的な活躍を見せることで勝利に導きたい。 一方、浦和は前節、首位につけていたFC町田ゼルビアと激突。監督交代後、初の試合は、2度リードしながらもドロー決着となったが、チームとして新たなスタートを切った中で町田を相手に勝ち点1を取ったことはプラスに捉えていいだろう。今節からは再び指揮官に就任したマチェイ・スコルジャ監督のもとで試合に挑むことになる。もう一度、勝利を積み重ねていくことができるか注目だ。 今節は勝ち点3を得るためにも、いかに得点を奪うかがポイントになるはずだ。監督が戻って初の試合になることもあり、大幅にやり方を変更するとは考えられない。短い期間の中で積み重ねたことをピッチに反映させ、相手を攻守に上回っていきたい。期待したいのはチアゴ・サンタナ。ここまでチーム最多の12得点を奪うエースストライカーが活躍することができれば、勝利に自ずと近づくはずだ。 過去の勝負を振り返っても激闘が多く繰り広げられてきた一戦。注目の試合は14日19時キックオフだ。