今永が球宴初登板を果たし、三者凡退に抑えた(C)Getty Images

　カブスの今永昇太が現地時間7月16日（日本時間17日）、テキサス州アーリントンでのMLBオールスターゲームに4回3-3の同点の場面でリリーフ登板した。 【動画】3人斬り！今永昇太が球宴初登板で空振り三振を奪うシーン 　初の夢舞台。ウラジーミル・ゲレロJr.と対戦して、3球目の空振りでゲレーロJr.ののバットが飛ぶ場面もあり、威力のある148キロのフォーシームで二ゴロに打ち取った。続くアドリー・ラッチマンからは空振り三振を奪った。3人目のマーカス・セミエンは左飛に打ち取って、三者凡退に抑え込んだ。 　今永は前半戦、17試合に登板して8勝2敗。防御率2.97という成績を残し、メジャー初先発から9登板で防御率「0.84」という驚異的な数字を記録し、5連勝を飾るなど、カブスの先発の柱として貢献した。今永が投げた試合はチームは13勝4敗という好成績となった。 　米メディア『FOX 32 News』のインタビューでは、「カブスのファンに対して自己紹介する意味でも一番大事なシーズンなので、そういうシーズンで選ばれて嬉しい」と、メジャー移籍1年目で球宴に選出されたことに喜びを感じていた。 　ドジャースの大谷翔平も3回無死一・二塁の第2打席で球宴初本塁打となる先制3ランを放った。球宴で日本人選手の活躍が光っている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]